この表は"ECHO"を設定するときに、どのツマミの位置で、インターバルが何秒になるかをまとめたものです。
MIDI同期を使わずにエコー間隔を曲のテンポに合わせるのに便利です。
ツマミの位置を知るには、MIDIモニターなどの装置が必要です。
Windows版のみですが、ここの”MIDI-OX”を使うとよいでしょう。

Rate (CC23) Time (ms) Rate (CC23) Time (ms) Rate (CC23) Time (ms) Rate (CC23) Time (ms)
0-3 1501 40-43 501 80-83 301 120 157
4-7 1251 44-47 469 84-87 290 121 141
8-11 1072 48-51 442 88-91 279 122 125
12-15 939 52-55 418 92-95 269 123 110
16-19 835 56-59 396 96-99 260 124 95
20-23 750 60-63 376 100-103 251 125 79
24-27 682 64-67 357 104-107 243 126 63
28-31 625 68-71 342 108-111 235 127 48
32-35 578 72-75 327 112-115 228    
36-39 537 76-79 313 116-119 221    
Rate (CC23)・・・・・・"Rate"ノブの位置です。コントロール・ナンバー”23”が割り当てられています。
Time (ms)・・・・・・時間です。単位はミリ秒(1/1000秒)

テンポ132で4分音符に合わせる計算例

全音符の時間=  240 
テンポ

の式により、240÷132=1.81818
”1.81818”は全音符の時間なので4で割って0.45454秒になります。
それをミリ秒で表すと、1000を掛けて、454ミリ秒になります。
表中で近いのは、コントロール・チェンジ値"44〜51"となります。

もうひとつ、テンポ154で付点8分音符に合わせる場合。
240÷154=1.55844(全音符の時間)
1.55844÷8=0.194805(8分音符の時間)
0.194805×1.5=0.292275(付点8分音符の時間)
0.29275×1000=293ミリ秒
表中より、コントロール・チェンジ値"84〜87"となります。