ADVANCED  SUBTRACTIVE  PERFORMANCE  SYNTHESIZER nordlead3

まず、nord1(Ver2.7),nord2にあって、nord3(ver.1.2)にないものから行ってみよう!

PCカードスロット ないものと言えばまずこれ。
内蔵メモリー音色数が1024個なので、まず外部ストレージの必要はないな。
MIDIで外部機器とのやりとりも出きるし・・・。
もうカードの入手に悩まなくていいぞ!
時間固定式のGLIDE(ポルタメント) これは痛いな。
おれ的には、時間固定が好きなのにそりゃないぜ。>ハンス
速度固定式に変わっちゃったから鍵盤が離れるほどポルタメントタイムが伸びちゃう!
次期バージョンで「時間固定←→速度固定」のパラメータを追加してくれ!>ハンス
GLIDE(ポルタメント)に効くMORPH機能 上の問題を解決すべく挑戦したけど、不可能ということが判明。
nord3では、MORPHのコントローラとして「鍵盤」が追加になった。
それを利用して、けんばん・・・・・・。むむ、どっちにしろできんな。(-_-;)
パーカッション専用モード これは、まあ・・・よし。
パーカッション作ったらwavにしてシーケンサに貼ればよい。
ウネリ防止用SYNC機能 OSC1,OSC2をMIXしてひとつの波形を作る場合、Fine tuneをゼロにしても両波形の位相が揃わない。
そんなときに必要だったSYNC機能が使えなくなった。
プログラム選択状態の記憶 電源ON時に、前回選んでいたプログラムが出てこなくなった。
マニュアルには「システム設定の保存をすれば可能」とあるけど、バグか?
パネル右側の空きスペース PCのキーボードとか、ミキサーなんか置こうと企んでる貴方。鍵盤1オクターブ分狭いよ。
DEMOモード サウンドチェックとかに便利なんだけど、なくなっちゃったね。



また、中見たよ。2002/2/1

LFOセクションでチップLEDのことを書いていたら解説用にいい画像がない。
じゃ、また開けるか・・・。 はい。
ついでに他のところも撮影。

画像のクリックで、717 x 538に巨大化します。
部品の文字を読んだり壁紙にしたい?人のために、フルサイズ(2048*1536)を置きます。(←置くか?ふつう)

フタ開け

電源ボード 壁紙

メインボード 壁紙

右パネル基板外し

パネルと基板

左パネル裏

左パネル拡大 壁紙

右パネル基板の表 壁紙

LED導光部品 壁紙

7セグメントLED 壁紙

LED導光部品1

LED導光部品2

LED導光部品3(ノブ) 壁紙

LED導光部品4(ノブ) 壁紙

LED導光部品5




リアパネルの絵ものせておきます。数字はmmです。

電源部


をクリックするとサンプルが聴けます(mp3です)
OSC 1
オシレータには6種類の波形が用意されている。
Waveformインジケータの左下から、のこぎり波 矩形波 三角波 サイン波 ノイズの他に、何やら二段に重なった波形がプリントされている。FM用のオシレータだ。
ここで選んだノコギリ以外の波形はShape1ノブで連続的に形を変えられる。
矩形波は、いわゆるパルス幅。
三角波は、てっぺんのトンガリが平らに削られていって終いにはなくなる。
サイン波は、丸いてっぺんが角を持つようになってのこぎり波に近い形になる。FMで言えば周波数比1:1の自己フィードバック量かな。
ノイズは、nord1,2と同じくカラーが変化する。
最後の二段波形は、サイン波にオクターブ上のサイン波が加算されていく。

Waveform切り替えボタンの下にSyncインジケータがある。
3代目の目玉機能の一つ、強制同期(ハードシンク)用隠しオシレータを使うモードだ。
これをONにすれば、ハードシンクサウンドを作るときにもう一方のオシレータを消費しなくてもよくなる。大抵、同期用に使ったオシレータの出力は切っておくから隠れたままでいいってことだもんね。 この隠しオシレータのピッチはShape1ノブで可変できる。
でも、このおかげで本来もうひとつの目的だったデチューン(ピッチのずれで起こるウネリ)がかかってしまうのを防ぐ目的でのSync機能はない。Fineを±0にしても打鍵毎に位相が揃わない事があるのね。
それからこのインジケータ、FMモードの表示も兼ねている。
二段波形を選んだときにFMモードにすると、加算されたオクターブ上のサイン波が乗算されることになる。 FMだからね。

OSC 2
ここのWaveformは、ノコギリ、矩形、三角、サインはOSC1と同じなんだけど、ここにもShapeノブがある。Shape2だ。OSC1と2で別々にPulsewidthがかけられるようになった。nord1,2では共通だったからね。
次にノイズ。
ノイズカラーは、Shape2ノブではなくCoarseノブでモディファイする。
じゃあShape2は何だ?というとレゾナンスとして機能する。ノイズに限っては、このOSC部分にすでにフィルターが付いてるのだ。 ということはノイズカラーというよりカットオフ・フリケンシーなのかな。
そしてFineNoiseSel)ノブが、そこにあるシンボルが示すようにフィルタータイプということになる。 = LPF  = BPF  = HPF
Selectとあるとおり3種類を連続可変できるのではなく、あくまで切り替えのみだ。

nord2の3桁LEDよ、ここへ引っ越したのか! 3代目ではピッチを表示する仕事を任されたようだ。
のこぎり波からノイズの5つは-63〜+63の範囲で半音単位で数字が表示され、 二段になっているFM用のオシレータのときはCarrierModulatorの表示になる。CarrierCoarseノブで、-1〜9半音まで、 ModulatorFineノブで-19〜99半音まで可変できる。

そしてその横のボタン、Partial No.とある。パーシャルなんて、Roland LA音源シンセ D-50 (1988年) が出たときに初めて覚えた言葉だな。 これを有効にすると、基音を”1”として1.5倍,2倍,2.5倍というように倍音表示になる。 FMやるときに都合がいいってことか。
もうひとつ、KBT Off Hzは、OSC2のキーボードトラッキングが無効(鍵盤の高低によって音階が付かない)になり、3桁の周波数が表示される。8.66Hz〜12.5kHz

OSC Mod
オシレータモジュレーションは、OSC2OSC1やいろんなものを変調する深さを決めるノブだ。
Modeボタンで次の6種類が選べる。

DM(ディストーション変調)
振幅変調(AM)/リング変調とディストーションを組み合わせたものらしいけど、どういう音作りに効果的なのか理解不能。綺麗な音を作るためのものではないことは確か。このモードのみ変調用仮想オシレータのピッチ調整となる。 のこぎり波同士 サイン波同士

DIST (ディストーション)
これは想像通り歪み具合の調整。 のこぎり波で

FILT (フィルターのカットオフ)
OSC2の出力を使ってフィルター1,2を変調する。ノイジーな音作り向き。 のこぎり波をノイズ波形で変調したフィルターに通す

FM (周波数変調)
OSC2OSC1を変調する。 サイン波で

DFM (微分式周波数変調)
これもそうなんだけど、マニュアルには「ピッチが安定するからこっちを使え」と書いてある。でも出た音を聴いて判断すればそれでよし。
おれにとってFMはとにかく難解。プリセットいじるしか能がない・・・。(爆) サイン波で

RM (リング変調)
nord2ではON/OFFしかなかったけど、このノブで変調の深さが変えられるようになった。 

OSC Mix
これはそういうこと。
おっと!Noiseって文字が・・・。SHIFTボタンを押しながらこのノブをちょっと左に回すとインジケータが点くんだけど、OSC2の出力とおまけノイズオシレータが入れ替わるのだ。Waveformの中のノイズとは関係なく独立している。
入れ替えるだけだからOSC2の設定はそのまま維持される。

ふぅ・・・。 ここまで複雑になってくると書いてる本人もわけが分からなくなるってもの。
でもこれは、クラビアのおっさんたちが考えに考え抜いた機能、レイアウトなんだなと。 おれ的にはのこぎり波にもPWMが効いて欲しかった。ノブが遊んでるんだからね。ちなみに、Oberheim Matrix6のPWMはのこぎり波にも効くようになってて、三角波との連続変化が得られる。

今度、nord4作るときはおれも仲間に入れてくれ。>ハンス



FILTER
まずは当セクションの主役、Frequencyから行ってみよう。
3号になって従来からの単体フィルタに加えてマルチフィルタが用意された。 フィルタとエンベロープジェネレータ(Attack,Decayとか言うやつ)そのものの働きの説明はnord1nord2のコーナーを見てもらうとして、(←手抜きか?)ここでは追加されたパラメータと、ちょっと分かりづらいマルチフィルタのセクションを見ていこう。

ああ、今まで通りレゾナンスの自己発振趣味レーションはないからね。
会社の方針ですか?

Single Filter
今回、カットオフ特性に6dbが加わった。音を丸くしていっても上の方の倍音が残るのでフィルタとしてかなり性能の悪いモノのシミュレーションになるのか?
そしてタイプも6種類になって、nord2にあったDISTORTIONがこのタイプの中に含まれた。
2つのボタンで組み合わせられるタイプは次の通り。
LP
(ローパス)
HP
(ハイパス)
BP
(バンドパス)
BR
(バンドリジェクト)
CLASSIC
(クラシック)
DIST LP
(ディストーションローパス)
24db - -
12db -
6db - - -
バンドリジェクトって、nord1,2ではNOTCH(ノッチ)って言ってたねぇ。
んで、クラシックはMinimoogのフィルタを模したもので、レゾナンスの効きが他に比べて半分になってる。
それから、nord2ではOn/OffのみだったDISTORTIONが、3号では可変できるようになった。このときの歪み量調整にMultiFilterのノブを拝借する。

KBTボタンはキーボードトラックのことね。
3号になって、1号のようにON/OFFだけに戻ってしまった! ・・・でもご安心あれ。
新たに設けられた、キーボードトラッキングで動くモーフ機能のおかげで自由なトラッキングが可能になった。
高音に行くほどフィルタが閉じるなんてお馬鹿な設定もできるぞ!

そして下に書いてあるOsc Bypassは、SHIFT+押下で点灯し、OSC12の信号がバイパスされる。
・・・んだけど、おかしいなぁ。おれの3号はOSC2にしか効かないぞ! やり方がまずいのか?バグか?

Multi Filter
おれとしてはあんまり使い道がないんだけど、一応説明しなくちゃね。
ここのフィルタタイプ選択ボタンを押すと、SingleFilterのインジケータはすべて消えて、ここのFrequency1ノブだけ有効になる。つまり、MultiFilterと併せて2つのFrequencyノブを使い、カットオフポイントが2点設定できるのだ。
そのシンボルが示す6種類は、フィルタタイプの組み合わせというわけだ。

1.ローパス&バンドパス(並列接続)
2.ハイパス&ローパス(並列接続)
3.ハイパス&ローパス(直列接続)
4.バンドパス&バンドパス(並列接続)
5.マルチピーク(3つのピークを持っていてこれをLFOで揺らすとフェイザーのような効果が得られる)(効果が明確にわかるようにResonanceを上げています)
6.マルチノッチ(マルチピークの逆で3つの谷を持っている。これもシュワーンというフェイザーのような効果が得られる)

このフィルタータイプ選択ボタンの下にFiltEnvってLEDがある。
これを有効にすると、EnvAmtの設定が反映される。

あと目新しいところ。
Attackの右側に「」っていうLEDがある。
AMPENVもそうだけど、これを点灯させれば、このシンボルの通り指数グラフ的な変化になる。(Attackのみ)
ゆっくりとしたアタックのPadサウンドなんかに使い分ければいいのかな? 普通のアタック 指数アタック

一番右のEnvAmtのところにもひとつ、InvertってLEDがある。
お察しの通り、エンベロープの変化が上下逆さまになる。 でもこれってほとんど使わないんだよね。



AMP ENV
ここは、1号,2号の同セクションを見てやってくらはい m(_ _)m

さみしいので何か・・・。

3号では、ノブの周りにそのパラメータに沿った目安となる数字がある。
AttackDecayReleaseには秒数。Sustainは音量なんだけどとりあえず0〜10。
上セクションにあるのFrequencyはカットオフポイントの周波数といった具合だ。
LCDディスプレイと併用することで、うんぬんかんぬんだけど、結局今までどおり耳で判断してつくるわな。



LFO
さあ、ゆかいなLFOセクションだョ!

知ってる人もいるかもしれないけど、3号で使われているLEDインジケータは、3桁数字LEDを除いてすべて面実装型(チップ型)なのだ。
これはケータイのボタン照明とかにも使われてるよね。1号、2号ではフツーのLEDがパネル用の基板に植えられているんだけど、今回チップ型LEDとパネル面に光を導く部品を使ったことでLED実装の高密度化が図れたんだ。(・・・と想像する)

前置きが長くなったけど、それだけ多くのパラメータをパネル上に用意できるということなのだ。

LFO 1
パネルを見るとわかるように両LFOともほとんど同じなんだけど、Destのパラメータが若干違っている。

まず、LFOの主要パラメータRateAmountRateにはクロック同期状態を示すLED(ノブの下)と、点滅の仕方でWaveformすら確認できる周期表示LED(ノブの右上)が追加になった。そしてノブの周りには把握しやすいように単位を変えて値が表示してある。1Hzより遅いところは「秒」で、それより速いところは「Hz」という具合だ。

Waveformは、左下から時計回りに、三角、下降ノコギリ、矩形、ランダム、スムースランダム、スペシャルの6種類だ。
それに、Amountの右下にあるInvertを点灯させればWaveformを上下逆さまにもできる。フィルタエンベロープにもあったよね。下降ノコギリをInvertすれば上昇ノコギリになるよ。

Dest (Destination = LFOの掛かり先)は6項目、そのうちOSCFILTERSHAPEは2個ずつあるのでそれを選ぶ「12○」ってゆうインジケータと組み合わせば合計12項目になる。

OSC : オシレータの1,2,両方が選べる。片方のオシレータにだけLFOをわずかに掛け、もう片方はそのままでミックスすると、ただのデチューンのウネリより複雑な揺れが得られる。または、2つのLFOを使い、違ったRateで揺らしたオシレータをミックスさせても強力だ。

FILTER : フィルタも1と2、両方が選べる。両フィルタを使った効果的な使い方が今ひとつ思いつかないなあ。

SHAPE : シェイプは従来のPWM(パルスウィズモジュレーション)を包括した言葉だ。PWMというと、パルス波形の幅の変調に意味が限られてるけど、いろんなWavwform(波形)の形を崩す変調なのでこの言葉が使われたんだろう。サンプルは一番ハデなパルス波形で。

OSCMOD : オシレータモジュレーション。オシレータ内のモジュレーション量を更にモジュレーションするというワケの分からないモノ。まあ、そういうモノはSE用ということで・・・。要するに、オシレータセクションのModulationツマミを手で動かす代わりにLFOでやっちゃえってこと。
LFOで使うより、後述のEnvモードで使ったほうがいいかもしんない。

OSCMIX : オシレータ1と2の割合をLFOで動かす。これを使えば、電話の呼び出し音(黒電話じゃなくてプッシュホンのような)なんかが楽に作れる。Depthで上と下の音程を決めるのは難しいけど、OSC1OSC2でそれぞれ音程を決めてやって矩形波でOSCMIXを動かしてやれば・・・。「あ、でんわ!」

AMP : アンプリファイア。音量変調。フルートには三角波を使って揺らしてやろう。ビブラートよりこっちのほうが本物っぽい。「青葉城恋歌」(歌唱:さとう宗幸)を奏でるときもしっくりきたり・・・。あ、その場合矩形波のほうが・・

WaveformDestボタンの下にまだインジケータがあるぞ!

Envは、このLFOジェネレータをエンベロープジェネレータとして使おうというもの。SHIFT+押下でEnvを点灯させるとエンベロープモードとなってWaveformが1サイクルで終了してしまう。
ありきたりなところでは、決まった波形ではあるけどシンセブラスなんかのアタックに使えそうだな。
また、Waveformでランダムを選ぶと打鍵毎に違ったAmountになるので、これを片方のOSCに掛ければランダムデチューン効果が得られる。和音を弾けば分厚さ倍増!

KBSはキーボード・シンクロナイゼーションの略だと思うけど、つまり、打鍵した瞬間にWaveformの周期の中で毎回決まった位置から始まってくれる。サンプルはOFF→ONしてます。

最後にMono。これを点灯させると、ひとつのLFOの出力で全ボイスまとめてモジュレートできる。昔のポリシンセなんかはこれで真似るとよいね。逆にパッド系とかストリングスはMonoをOFFにしてLFOをボイス毎に効かせた方が複雑なウネリとなって音に厚みが増すだろう。

LFO 2
では、相違点だけを・・・。
LFO1のOSCMIX(オシレータミックス)、AMP(アンプリファイア)が、LFO2ではRES(レゾナンス)、PAN(パンニング)になっている。

RES : レゾナンスはどう使おう? やっぱりゆっくりとした周期の三角波でテクノベースなんぞ・・・。

PAN : パンと言えば、エレピにカマす昔懐かしいトレモロですな。MONOのモードにするのをお忘れなく。

MOD ENV
上のLFOセクションを解説していると、このMOD ENV(モジュレーション・エンベロープ)はLFOの変形とも思えてくるな。

Attackは、Amountで設定した値まで達する時間。
ここのノブの右上にLEDがあるけど、LFOセクションと同じく、MOD ENVが動いたようにこのLEDも点灯する。
そして下にはやっぱり「ノ」LEDがある。ここは使い分け甲斐があるよね。

Decayは、Amountで設定した値に達してからゼロになるまでの時間。
この下のReleaseLEDを点灯させると、Releaseノブとして機能する。鍵盤を離したときに働くということね。

Amountは、モジュレーションさせる深さ。この下のInvertってLEDを点灯させると、他のセクションと同じく掛かり量がマイナスになるよ。

Dest (Destination = MOD ENVの掛かり先)はやっぱり6項目。ここはLFOセクションとほぼ同じだけど、右下だけLFO1になってる。
このLFO1Destに選ぶと、ディレイビブラートのような徐々にモジュレーションを掛けていく使い方ができる。
この下のRepeatってLEDを点灯させるとAttackDecayの繰り返し。つまり、LFOモードになる。上り坂と下り坂それぞれ調節できる三角波発生器ってことになるね。

LFO,MOD ENVセクションのまとめとして使用例を3つ。


使用例1
Destで触れたディレイビブラートのセッティングをしてみよう。


※4
LFO1 Rate : 5.56Hz付近が適当。
LFO1 Amount : 弾き始めは掛からないようにするのでゼロ。
LFO1 Waveform : 通常のビブラートなので三角波。
LFO1 Dest : 音程を揺さぶるので、掛けたいOSCにする。
LFO1その他、Clock Env KBS Mono InvertはOFF。

LFO2は使わないのでそのまま。

MOD ENV Attack : 810ms付近が適当。
MOD ENV Decay : Releaseとして使うのでAMP ENVReleaseに合わせる。
MOD ENV Amount : 1.88付近が適当
MOD ENV Dest : もちろんLFO1
MOD ENV Attackカーブ : 指数タイプにしてみたけどお好きなほうで・・・。
MOD ENV Release : 離鍵するまでAmountを保持させたいのでON。
MOD ENV Repeat : ReleaseをONにしたのでどちらでもよい。
MOD ENV Invert : Amountをプラス方向で動かしたのでOFF


使用例2
ぴゅーん!シンセドラムの音を作ってみよう。
SIMMONSの前世代のシンセドラムで、ライディーン※1(YMO)やサウスポー※2(ピンクレディー)、Dr.スランプアラレちゃんのオープニング※3とか、ひと頃流行ったよね。


※4
基本となる音はOSC1ののサイン波を使おう。FILTERはバイパスするようにセッティング。AMP ENVは好みにしてみよう。

まずは、素のサイン波の音をピッチがだんだん下がっていくようにMOD ENVを使ってやってみよう。
MOD ENV Attack : ゼロ
MOD ENV Decay : 1.19ms
MOD ENV Amount : 4.25
MOD ENV Dest : OSC1
これで「ぴゅーん」てな音になる。

これだけじゃアタックが物足りない。
そこでLFO1にクリック音を出してもらおう。
このLFOをENVモードにし、のこぎり波でOSC1を動かすのだ。クリックノイズになるくらい速いRateにしよう。
LFO1 Rate : 178Hz
LFO1 Amount : 7.24
LFO1 Waveform : のこぎり波
LFO1 Dest : OSC1
LFO1 ENV : ON

LFO2が余ったので図のようなセッティングにしておこう。
Amountを上げていくと、ピロピロモジュレーションがかかるよ。


使用例3
LFOを駆使して「蚊の飛ぶ音」を作ってみよう。

 ※4

まずは、羽音を作るんだけど、OSCセクションのOSC2LFOとして使っちゃうことにして、基本になる波形にOSC1の「のこぎり波」を使おう。
そしてOSC1をヨロヨロした不安定な音程にするため、OSC2はランダムを選び、Courseは最低の”-63”にして、Osc Modは1.41付近にしよう。Modeは音程をモジュレーションするのでFMを選ぼう。

これで蚊が飛んでいる音ができた!
けど、もうひとつ。
フィルタセクションでHPFを掛け低音をカットしておこう。これでかなり似てくるぞ。
それと、フェードイン・フェードアウトするようにAMPAttackReleaseは長めにしよう。

あとは飛び回ってる様子をLFOを使ってシミュレーションしてみよう。

LFO1 : 9.13秒という長いRate(周期)でWaveformはスペシャル。DestAMPにして自分から蚊までの距離を表現しよう。Amountは適当。
LFO2 : Rate1.96秒でWaveformはソフトランダム。Amountは最高にしてDestPAN、定位を表現する。
MOD ENV : Attackは1.19、Decayは2.62にして、Amountは2.04、DestLFO1にしてRepeatはON。MOD ENVLFOにするってことだ。
これでLFO1の長い周期がMOD ENVの周期で長くなったり短くなったりと周期(Rate)が変化する。即ち、蚊があっち行ったり耳元に来たりすることになるのだ。


※1 RYDEEN(高橋ユキヒロ ・ アルファミュージック 株式会社)より引用
※2 サウスポー(阿久 悠 ・ 都倉 俊一 ・ 日本テレビ音楽 株式会社)より引用 
※3 ワイワイワールド(河岸 亜砂 ・ 菊池 俊輔 ・ フジパシフィック音楽出版)より引用
※4 パネル画像はPDF版日本語取扱説明書の画像を元に作成。

以下、解説文はまだ作成しておりませんm(_ _)m






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